低糖質ダイエット

低糖質・炭水化物ダイエットの注意点

今、低糖質ダイエットの人気が徐々に高まっていると思います。
日々の糖質摂取量を減らすことで痩せる『糖質制限ダイエット』であり、カロリーを減らしたりするものではなく、糖質を多く含んだ炭水化物の摂取量を減らすということなので、リバウンドや毎日の空腹といったダイエットにつきものの問題を抱えることがないのが特徴です。

逆に、食事量そのものを減らしてしまうと健康に悪いので、低糖質ダイエットをお考えの場合でも、ちゃんと必要な栄養は摂らないといけないのです。

また、低糖質ダイエットは慣れると継続させやすく、効果もちゃんと出るものなので、ついつい頑張って過剰に糖質を制限するという人もいますが、これは絶対にやっては駄目なのです。

色々な意見があると思いますが、『1日で300Kcal程度の炭水化物を制限する』というのが安全かつ、効果も得られる数値です。

300Kcal程度と言われてもピンとこないかもしれませんが、これはご飯にすると約1杯分、6枚切りの食パンにすると2枚、菓子パンなら1個といった量になります。

これを1日に減らすということなので、毎回の主食であるご飯やパンを少しずつ減らしていけば充分達成出来ると思います。

これで、1ヶ月の体脂肪減少効果は約1.25kg程度と考えられているのです。
ちなみに、継続しやすくするためには野菜の摂取量を増やしたり、食事の時に一番始めに野菜を全部食べてしまうといった方法を取ることなどで、主食を減らしやすくなります。

先にも書きましたが、炭水化物の量が足りないと危険な状態になるため注意が必要です。炭水化物はタンパク質や脂質と共に三大栄養素の一つで、足りないと脳が正常に働かないため集中力が低下したり、無気力になったり、身体が重くなったりといった風に日常生活に問題が出て来ます。

また、体臭や口臭が悪化します。
これは、身体が足りない炭水化物の代わりに脂肪を分解してエネルギーを得ようとする時に発生するケトン臭のためです。こちらに関しては炭水化物を殆ど摂取しない状態での、過度な有酸素運動によって起こるとも言われています。

尚、糖質が過度に制限されると、身体は代わりとしてタンパク質を構成しているアミノ酸を糖に変え始めます。

しかし、大量のタンパク質から少量の糖に変換するため、肉を食べて糖を得るということはまず無理です。

このため、糖質が過剰に少なくなると、身体は筋肉を分解してアミノ酸に変換してしまうので筋肉量がどんどん低下してしまいます。ですから、過度な炭水化物の制限は絶対にやってはいけないのです。

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